SLTとは、選択的レーザー線維柱帯形成術(Selective Laser Trabeculoplasty)という治療法です。この治療法は、眼圧を低下させる効果が高いレーザーを使用します。
具体的には、低エネルギーの短パルスを線維柱帯という房水の流出経路に照射することで、体内の自然治癒反応が引き起こされ、房水の排出機能が改善されます。これにより、眼圧が下がるのです。
このレーザーは非常に低出力であるため、眼内構造に損傷を及ぼすことはありません。
1回のレーザー治療による効果は2~3年間持続するため、点眼治療のような紛らわしさはありません。さらに、2~3回の追加治療が可能であり、一時的に点眼をせずに管理できる可能性があります。
ただし、個人差により効果は異なりますので、レーザー治療後に十分な眼圧の低下効果が見られない場合には、別の治療法(例えば点眼治療)を追加する必要があります。
治療前に点眼麻酔をし、専用のレンズを使用しレーザーを照射する
毎日決まった時間に点眼を行う
(上記全て一過性のもの)
片眼(3割負担の場合) 約29,000円
※手術となりますので各種生命保険が利用出来る場合があります。詳しくはご加入の保険会社にご確認ください。
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